たいていの人は「 」の後悔と「 」の心配で生きている
とにかく「いい気分でいること」が引き寄せの秘訣なんですが、これがなかなか難しい。
難しいのにはちゃんと理由があります。
人間が1日のあいだ6万個もの考え事をするということは、もう一般認識されてきました。
そのくらいに私たちの脳は膨大な量の事を考えています。
と同時に振り回されているとも言えます。
というのも、私たちの多くは
過去の後悔と未来の心配で生きている
んです。
私たちは「今」という時間でしか生きられないにもかかわらず、
「今」について感じる・考えることって実はそう多くないのです。
6万の考え事のうちのほとんどが「過去」と「未来」です。
昨日の上司に言われた事が、あの言い方が、思い出せば出すほど腹が立ってくる。
あのときどうしてこう言い返せなかったんだろう。
もうこんな風に言っていたら状況は変わったか、いや、余計面倒になるだけか・・・。
・・・・。
1つのネガティブな記憶を思い起こすことで、連鎖的に次々と考えがとまらなくなることありませんか?
私はしょっちゅうです・・・。
いざってときに小心者で保守的になっちゃうから、どんなに自分に言い分があっても言えない。
ぱっと見おっとりしているからか理不尽にあたられることも多く、悔しい思いをいっぱいをしてきました。
あの時ああ言ってれば〜〜〜!っていう思いで、空想で仕返しをして、腹がいつでも煮え立って、みたいな。
そして、そんな過去の出来事から発展して
「いつまでこの会社にいるんだろう・・・」「⚪︎月には仕事落ち着くかな・・・」など
先の予定のことばかり心配してしまいます。
それが数か月先だったり、〜歳までにというスケールのものだったり、今日このあと上司に会うときのことだったり・・・。
意識はふわふわと不確定な未来に及んで、また根拠のないネガティブな連想ゲームが始まることも。
気持ちに不安を抱えやすい人や、継続的にいい気分で過ごすことが難しい人ほど
「今」を意識して過ごすことが本当に有効です。
それをさらに分かりやすく示すのが「今、ここ」という概念です。
「今」という時間の概念、「ここ」という地点の概念の軸が交わる点が
「わたし」です。
「今、ここ」という言葉がメンタルヘルス界での流行り言葉のようになりつつありますが、
「今、ここ」に生きるということは「わたしを精一杯生きる」ことを示します。
今の自分に自信がないから、過去や未来に思いを馳せてふわふわしてしまう。
それは自分をもっとよりよくしたい!という前向きな人だからこその傾向です。
今の自分に納得いかない、こんなんじゃない、もっと成長して、自分に満足したい。
今の自分に満足してしまったら、その成長を諦めるように思えるから。
でも実は、今の自分を認めてあげないことには次はないのです。
今の自分は至らないからと目を背けないで、今の自分のいいところをまずは確認です。
(至らない・・・と思っていると、至らない自分をさらに引き寄せてしまいます)
「今の私は、ここまではできた。明日からはこうなったら嬉しいな🎶」
ぐらいのテンションでいきましょう!
不安でさまようふわふわした毎日はおしまいです。
しっかり地に足がついている感覚はありますか?
「今、ここ」で、しっかりと自分の足で立つんです。
日本人は謙遜を美徳として生きてきましたから、今の自分を褒めるとか認めるとかが難しいと感じる方が多いかもしれません。
しかし自分を大切にする時代が来てしまったらしいんです。(これに関しては後日詳しく・・・)
自分を大切にしていいんです。
もっともっと、あなたでいいのです。
今、あなたの目が、鼻が、耳が、口が、肌が感じる「いい気分のもの」に、アンテナを張ってください。
頭が過去へ、未来へおよよよ〜と飛んでいきそうになったら心で「今ここ!」と唱えてみてください!